「高齢者施設に入居する際、ご自宅の売却について」

戸建ての売却マンションの売却土地の売却別荘の売却相続による売却

こんにちは。

熱海・湯河原の戸建・別荘売却相談所です。

今回は「高齢者施設に入居する際、ご自宅は売却する？」についてお話しさせて頂きます。

まず、上記のようなケースでご自宅を売却するか、暫くはそのまま持っているかで

悩まれるオーナー様も多いかと思います。

その際大事なポイントとしまして

①売れる価格の変化

②税金の取り扱い

をお考え下さい。

①については、ご売却を検討された時の市況の確認です。

通常建物の査定価格は年数が経過するほど下がりますが、需要と供給のバランスや、

そのエリアの市況によっては価格が逆転する場合もございます。

②ですが、こちらは不動産の売却にあたり、売却により発生した利益については

譲渡所得税という税金がかかります。（購入時の価格よりも高く売却出来た場合のみ）

相続によりご所有されている不動産ですと、購入時の価格が証明出来ない場合には、

多くの場合売却によって利益が生じてしまいます。

その際に発生する譲渡所得税を軽減出来る措置として「居住用財産を譲渡した場合の3000万円特別控除」が

あり、その適用が出来ればかなり税額を減らす事が可能です。

ただし、こちらの適用を受けるには「居住しなくなってから３年以内に譲渡」しなければなりませんので、

こちらも大切なポイントとなります。※その他要件あり

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3302.htm

以上ご参考の上、ご不明な点はご相談下さいませ。